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中島 幹雄; 正木 信行
Radiation Physics and Chemistry, 47(2), p.241 - 245, 1996/00
NaY、HYゼオライト吸着水のCo-線による放射線分解を調べた。ゼオライトからのエネルギー移動効果により、両ゼオライトからのH生成率は、液相の水の放射線分解収率から予想されるより大きく、特にHYでH生成率が高かった。77KにおけるESR測定及びH原子、H分子の収率についての試料の加熱前処理温度依存性を検討した結果、HYゼオライトのブレンステッド酸点及びルイス酸点が、H生成反応に重要な役割を果たしていると結論した。
石渡 名澄
JAERI-M 5440, 13 Pages, 1973/10
BWRプラントにおいては、使用中の燃料体よりのFP漏洩を最終的に確認するため、プール水中で検査対象の燃料体を封入容器内に一定時間密封し、その封入容器内の水相に放出された放射性ヨウ素を測定している。筆者は測定対象のFPとして放射性Csを併せて取り上げるならばFP漏洩の判定の確度をより向上できると考え、このような試料系中の放射性Csの分離のために塩化白金酸を適用する方法を検討した。確立し得た方法の概要をつぎに記す。 採取した試水を炉過処理し、塩酸およびCs担体を加えてから蒸発操作によりその体積を縮小する。試料溶液中に10mg以上のUを含む場合には、TBP-CHCL抽出によりUを除去する。Fe、Ce、Zrの水酸化物によりスカベンジングしたのちに塩化白金酸を加え、pH約10において塩化白金酸セシウムの沈殿を生成させる。塩化白金酸セシウムから調製した試料のスペクトルにより放射性Csを測定する。